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金曜日!!

11月13日のオーケストラ・トリプティーク第四回演奏会、無事に終演致しました。

お忙しい中、お越し下さいまして、誠にありがとうございました。



今回の演奏会の準備は一年半前から始まり、

色々な事務作業が今までにないくらい沢山沢山あって・・・・、

一体どうなることやら・・・と不安だったのですが、



なんとか、お陰様で、開催することができ、感謝で一杯です。




また、いろんな作業をしていた頃の自分の七色の気持ちは、

皆と演奏すると透き通っていきました。



しかし、事後報告みたいな作業がまだあるので、もうちょっと気を張っていないといけないのですが、



今回、ホント云為演奏会を開催することが出来て良かったな・・・・、と・・・・。

しみじみ今思うのです。



去年、演奏会が終わった後、

どうにかして次ぎに繋げていかないと、前に進まないと・・・、


という一心でした。




今回、色々な方とつながりができ、

色々な形で関係が深まり、仲良くなり、


仲間がいるというのは、本当に素敵なことだな・・・・・。と思った演奏会でした。




これからも、仲間と切磋琢磨していけたら・・・☆


と思います。



 助川敏弥(1930-2015)       

 ちいさきいのちのために(弦楽合奏版初演)

 

本当に先生へ哀悼の意を込めて一番最初に演奏させて頂きました。

 

 

 

 

本当に、本当に、美しい作品です・・・。

 松村禎三(1929-2007)  

 映画『美しい夏キリシマ』より 

 


室内楽的で、これまたとても美しいメロディで、

内面に染みいる作品。

 

西耕一氏のトークもありました。

コントラバス協奏曲の作曲者、

山本和智氏もトークに参加。

 山本和智(1975-)        

 コントラバスと弦楽オーケストラのための『乱流と星月夜』 (委嘱初演) 

 

 

コントラバスソリスト佐藤の弓の持ち方にご注目!

 

指定された特殊奏法に対応出来るよう、独自で編み出した持ち方だそうです!!

再び前に登場の山本和智氏。

 林光(1931-2012)       

 弦楽のためのアレグロ(1954)

 

 

軽快で、とっても楽しい作品でした☆

 團伊玖磨(1924-2001)  

 ソロヴァイオリンと弦楽のためのファンタジア(1973)(弦楽新編曲)

 

巨匠ヴァイオリンニスト小林武史先生と共演!!!

なんて光栄な事なんでしょう!!

 

熟練の技に音色、本当に素晴らしいものでした。

 

そして、暗譜で演奏されてて、感服です。

 水野修孝(1934-)       

 独奏チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲(委嘱初演)


一音目で水野トーン全開!!

 


水野先生の作品を毎回演奏している私達なので、

とても馴染みやすかった気がします。

 

水野先生ご壇上!!!

團伊玖磨(1924-2001)  

 ソロヴァイオリンと弦楽四重奏のための黒と黄(2001/遺作)

 

 

オーケストラ・トリプティーク第一回演奏会の際は、

絃楽バックで演奏しましたが、

 

今回は、オリジナルのカルテットバックで演奏しました。

 

タイトル通りの、とても対比のある2章の作品でした。

白石茂浩(1958-)    

 フルートと弦楽合奏のための夕鶴幻想(2008)

 

 この作品は、團伊玖磨の有名な日本オペラの最高傑作「夕鶴」のエッセンスを、弟子である白石茂浩氏がフルートと弦楽の為に作曲したものです。

 

5,6分ぐらいの作品なのですが、聴くだけで、

どの場面なのかが瞬時に分かってしまいます☆

芥川也寸志(1925-1989)

 秋田地方の子守唄(1977)(弦楽新編曲)

 

 

本当に、日本の風土、日本の景色が目に浮かぶ作品でした。 

 

 

 芥川也寸志(1925-1989)

    映画「破戒」(1962)(市川崑監督、島崎藤村原作)

 

 

 

 

芥川作品って本当に良いな~と改めて思いました☆

 小山清茂(1914-2009)  

 弦楽のためのアイヌの唄(1964)

 

やっと、最後の曲ということで、皆でノリノリでした!!

 

 

和太鼓も入って、大盛り上がり☆

大活躍のゲスト高橋明邦氏に、盛大の拍手です☆

本当に、ありがとうございました。

 

 


それからそれから、


終演後の写真もUP!!!!


いつもの相棒とパチリ!!!!

 

 

白いドレス素敵!!!めっちゃにあってるー!!!!

そして、今回のヴィオラーズ☆


全員集合写真!!!!!!!



最高です!!!!!!!!!!

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